私達の国民の年収はひたすら下がり続け、年収中央値で言えば約300万円という時代が来てしまいました。
そんな生きる事に対して日々不安を感じる私達国民を横目に、増税につぐ増税を繰り返す日本政府。
世間では「外国人留学生に対する補助金を出す決定」がなされ、「円安と、エネルギーや食材の価格の高騰によりスーパーは値上げ」を余儀なくされました。
いや、マジでふざけるなよ?といった具合ですが、とりあえず目の前の生活費の高騰を何とかしなくてはなりません。
ワタベ個人としては「正当な物やサービスに対して、適正価格を気持ち良く払う」がモットーではございますが、【勿体無い出費】は多々存在します。
特に私達が毎月支払う【固定費】は無駄が多くなりがちで、抑えるべき出費が多々あります。
そんな世界の先進国で唯一経済成長していない国日本で、生き抜いて行く為には「無駄な固定費を下げる」しかありません。
この記事は、「無駄な固定費を無くして年収300万円時代に結婚する」について綴っていきます。
携帯料金などの通信費
日本はとにかく携帯代が高いんです。
特に3大メガキャリアのdocomo、au、SoftBankの基本料金はびっくりするぐらい高い。
基本料金と携帯使用料で平気で1万円ぐらいいきます。日本人はこれに慣れ過ぎていて、この料金が高い事に気づいていません。最近では格安SIMの登場により、大体3000円以下で済みます。その差はなんと7000円です。7000円あれば他にいくらでも使い道があります。
よって現在3大キャリアを使っている方は今すぐ格安SIMにする事をおススメします。
格安シムではありませんが、ワタベのオススメのahamoについて書いた記事がありますので、ご参考区ださい。
保険
保険も必要なのか考え直しましょう。
特に独身なのに積立型の生命保険に入っている方は今すぐ見直しが必要です。
その理由は以下の3つ。
① 積立型に付いている投資信託はボッタクリ
② 独身なのに死んだ後気にする必要あるのか
③ 仮に必要でも掛け捨てで十分
① 積立型に付いている投資信託はボッタクリ
積立型の生命保険は投資信託がくっついた保険ですが、この投資信託は正直ボッタクリです。
自分で積み立てれればもっと利率がいいはずなのに、積立型になるととっても利率が悪くなります。
ここで重要なのが保険は保険で考え、投資は投資で考える必要があります。
② 独身なのに死んだ後気にする必要あるのか
独身なのに自分が死んだ後誰にお金を残すのでしょうか?
親に残してもいいですが、沢山払ってしまい、現在使えるお金が減るのはとても勿体ないです。
③ 仮に必要でも掛け捨てで十分
独身ならば必要性は全くありませんが、家族が出来て生命保険が必要なれば掛け捨てで十分ですよ。
余剰資金が余れば普通に貯金するか、別でNISAでも入って積み立てればいいだけの話です。
必要な場合
沢山稼いでいて余剰資金たっぷりでしたら入る意味は少しあります。
保険は節税効果があるからです。
しかし、積立型の保険に入るぐらいでしたらiDeCoなどの個人型拠出年金に積み立てればいいのです。
よって生命保険などの中途半端なサービスを独身の時から入るなど愚の骨頂ですよ。
車両関係
車は便利ですが、車はリスクの塊でもあります。
その理由は以下の4つ
① 固定費が高い
② 事故による社会的責任のリスク
③ 公共交通の発展
④ 基本は価値が下がり続ける
① 固定費が高い
固定費が高過ぎます。月々の駐車場代、ガソリン代、税金などただひたすらにお金が出ていきます。最近ではタイムスなどのカーシェアリングもあり、わざわざ持つ必要は無くなってきました。
もちろん田舎の方に行けば行くほど車を持つ重要性は高まりますが、都内近郊で必要とは思いません。
② 事故による社会的責任のリスク
これが一番怖いです。もしも誰かを轢いてしまえば、とんでもない責任を負わされるのです。
このリスクを背負っている事を人はついつい忘れがちですが、絶対に忘れてはいけません。
③ 公共交通の発展
電車、バス、タクシー、加えて街中のバイクレンタルなどのサービスが都内近郊では発展しました。これらのサービスを上手く使えば、本当に便利に移動出来ます。
それに気づけば車を持つ意味はありません。
④ 基本は価値が下がる
車の値下がりは避けられません。
お金持ちがフェラーリなどをよく購入しますが、これらは値が下がるどころかむしろ上がります。
値段が下がる物の購入は、賢い買い物ではありません。
だからこそ車は趣味なのです。
車は移動を目的とした理由による所持から、趣味や娯楽目的の為に所持するようになりました。
フェラーリなどはいい例です。
サブスク関係
ひと昔は月額課金サービスと呼ばれ、今ではサブスクリプションサービスと呼ばれています。
特に映像系サービスが代表的で、その中でも有名なのがアマプラにネットフリック、HuluにU-NEXTです。
これらのサービスですが、アナタはこれらに何個入っていますか?
ここでしっかりと考えて欲しいのですが、本当にそのサービスは必要ですか?毎月しっかり使っていますか?
確かにこれらは便利で生活を豊かにしてくれるサービスです。
しかし、いくらあってもキリがありませんよ。
動画は所詮は娯楽です。もっと有意義な時間の過ごし方がありますよ。
他にもApple Musicなどの音楽配信サービスもそうです。
本当にそこまで音楽を聴きますか?
まぁワタベは聴きますが、若干解約も考えているぐらいです。
以上のように、これらのサービスに全て入っていると毎月結構な額が飛んでいきます。
もう一度、本当に必要か考え直しましょう。
家
これは人間の生活において最も大きなコストでしょう。
よくあるのが持ち家vs賃貸の議論です。
ワタベ的には元々持ち家がないのであれば、断然賃貸派です。
それでも皆さん結婚したらマイホームという理想を掲げています。しかし、そこには落とし穴が沢山ある事に気がついていません。
その際に生じる持ち家を購入する際に生じるリスクは以下の4つ
① 数千万円の借金を背負う
② 資産価値は下がる
③ 固定資産税や追加コスト
④ 生活の変化によるリスク
① 数千万の借金を背負う
なぜかこのリスクを日本人は喜んで背負います。
仮に35歳でマイホーム購入、35年ローンで支払いが終わるのは70歳です。
こんな大きな買い物は危険です。
持ち家vs賃貸の話は聞きますが、毎月同じ額を支払うなら持ち家の方がいいよね、が良くロジックですが、頭金はすっ飛んでいるんですよ。
さらに物件全体の支払いは、その物件価格よりも多くの支払いをしなければなりません。
② 資産価値が下がる
新築物件は価格よりも多くのお金を支払いますし、家自体の価格はデベロッパーへの支払いもあるため、購入した時点で資産価値は下がります。
加えて物件の場所にもよりますが、基本的には市場価格は下がり続けます。
資産価値が下がる物は買わないが鉄則です。
③ 固定資産税や追加コスト
毎月の支払いに加えて、固定資産税が持ち家にはかかります。
それと同時に、例えばエアコンや水道管が壊れたりすれば、それに対して修理費がかかります。
しかし賃貸ならば、それらを支払う必要は一切ありません。
④ 生活変化によるリスク
最初は子供がいたりすれば、大きな家が必要でしょう。子供を庭で遊ばせたければ庭も必要だったりするでしょう。
しかし子供が巣立ったり、夫婦二人になったり、離婚したり、死別したりすれば、その大きな家は必要でしょうか?
そうなれば家を売るでしょうが、大きく資産価値を落とした家を売れば、大きな借金が残ります。
そのリスクは考えていますか?
欲しい物は買えばいいとは思いますが、物件の所持には常に大きなリスクは伴います。
もしもご両親の持ち家があれば、その物件をリフォームなどすればまだまだ住める物件になる可能性がありますので、無理して新しく物件を購入する必要はありませんよ。
だから、家を購入したい!と思うのでは無く、常にリスクやコストをいかに抑えるかを考えた方が無難です。
税金
人間は死と税金は逃れられない、とはよく言ったものです。
特にサラリーマンは給与所得がメインである、給与所得に対する節税方法が少ないのです。
そんな給与所得がメインのサラリーマンでも出来る税金対策4つを紹介します。
① iDeCoやDCなどの確定拠出年金
② NISA
③ ふるさと納税
③ 青色個人事業主の開業
① iDeCoやDCなどの確定拠出年金
iDeCoは個人型確定拠出年金、DCは企業型確定拠出年金です。
これらは積み立てた金額を所得から控除する事が出来、受け取る際の利益に関しては非課税になります。
しかしデメリットもあり、受け取る際の元本分に関しては課税対象で、資産運用としてのリスクも伴う為、利益が出ていなければ節税にはならないという点です。
② NISA
NISAも20年間で出た利益に関しては無税というお得な制度です。年間40万円まで積み立てる事が出来、資産運用の入門編として広く知られております。
デメリットは資産運用である為、利益が出なければ節税にはなりません。
③ ふるさと納税
私達は毎日スーパーで食品を購入し、ご飯を食べて生きています。
ふるさと納税では、そんな毎日の食材、例えば米などを税金を支払った事にして購入する事が出来ます。
そうです。米を買って所得から控除する事が出来るのです。
デメリットは所得に応じて使える額が決まっている、という点です。
④ 青色申告の個人事業主の開業
私達は趣味や得意な事があります。それをそのまま副業として開業しても良いのです。
もしくは空いた時間で自転車を漕いでウーバーイーツでダイエットしながら開業しても良いのです。
副業が事業として認められるにはハードルがなかなか高いのですが、所得に対して経費を計上出来る様になり、特に青色申告の基礎控除は65万円もあり、凄い節税効果があります。
ちなみに超簡単に所得税額の計算をざっくり行うと、
(収入ー基礎控除ー経費)×所得税率=納付額
以上になりますので、この基礎控除と経費を収入から引ける権利は事業主で無いと持てないのです。
言い換えますと、サラーリマンの給与所得のままでは税金取られ放題のノーガード状態なのです。
これら上記の節税方法について詳しく解説してくれるYouTuber 両学長がオススメなので、下記に添付しておきます。
まとめ
現代社会はあらゆるポイントでお金が出ていく仕組みが配置されています。
その全てのポイントに反応しようと思えばお金は出て行くばかりで、お金がいくらあっても足りません。
しかし、日本経済の冷え込みにより日本人の年収は毎年下がって来ました。
こんな状況では多くを求める事は難しいです。
だからこそ、必要な物、要らない物をしっかりと見極めて、賢く支出しなければお金はいくらあっても足りません。
物欲に縛られるな!稼ぐより使わない方が簡単ですよ!
勉強して無駄な出費を減らしましょう!
コメント