前回、「フォアハンドは地面は押す」というテーマで綴りました。
そのおさらいをすると。
1 ボールをしっかりと前に飛ばす為には、地面を押すような下半身からのパワーが必要である。
2 ただ地面を押し続けると伸び上がり続けてしまう為、上下運動が激しくなりすぎてしまう
3 上下運動が激しくなりすぎると、目線や打点のズレも大きくなりすぎてしまい、ボールに上手く当たらなくなってしまう。
とまぁ、前回はこんな感じで綴りました。
だから今回は、「スイングスピード上げたきゃ伸びながら縮こまれ」というテーマで綴ります。
目線と打点のズレを抑える為に縮こまる
伸び上がり過ぎる動きによって目線がズレます。
目線がズレれるとボールをしっかりと見る事が困難になります。
そして打点自体にも上下にズレが生じています。
そりゃそうです。
伸び上がっているんですから。
それすなわち「ミスヒットの原因となっています」
ミスヒットしてたらスイングスピードもへったくれもありません。
よって。
しっかりと打点の所まで伸び上があった後に、体を縮こめるような逆の動きを入れる事によって、それ以上の伸び上がりを抑え込みます。
そうすれば自然と、目線と打点のズレは抑えられてミスヒットを減らせます。
腕の振りを速くする為に縮こまる
ここが今回のテーマです。
縮こまる事によって腕の振りを速くする、です。
ボールの強弱や回転量は最終的には。
とどのつまりは。
「スイングの速さと比例します」
これは何度か説明していますが、
物体はその動きを止める事によって、
物体の末端の動きが速くなります。
これが【振り子の法則】です。
時に人は強くボールを打とうとし過ぎて、体を必要以上にダイナミックに使い過ぎてしまいます。
その結果。
力み過ぎてしまう。
そしてスイングスピードが上がらない。
バランスが崩れて次にへの動きが遅くなる。
こういった悪影響が出てしまいます。
だからこそ、打点の高さまで伸び上がったら体の動きを縮こめるように止まり、末端部分であるラケットの先端のスイングスピードを上げるのです。
まとめ
所々で触れていましたが、「打点の高さまで伸び上がったら縮こまる」という事が大事なんです。
そうです。
無限に伸び上がり続けてはイカンのです。
打点の高さまで伸び上がった後は、腕から先端に仕事させましょう。
そうすればスイングスピードは必ず速くなります。
ただコントロールしようとしてはダメですよ。
高速で動く腕をコントロールする事は不可能ですから。
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