人間は必ず死にます。
死亡確率100%です。
現在の科学力では、人間は永遠の命を手に入れていません。
子供の頃、無性に死ぬのが怖くなる夜があって、泣きそうになりました。
20代の頃は、そんな死ぬことなんて1ミリも考えないし、無駄に1日を過ごしたり、二日酔いで1日過ごしたり、1歩も布団から出ないでゲームしたり。
30代前半も全然そんな事も考えなかった。
自分が33歳だった時、コロナが世界に大きな衝撃を与えた。
その時ある言葉が自分の脳裏をよぎる。
「このままだと何も無く死ぬ」
酒を飲むのもいい。
遊ぶのもいい。
一日中寝るのもいい。
いつまでそれ続けるの?
特に深く物事を考えず、日々なんとなく過ごす。
それもいい。
けれど、明日自分が死ぬとして、本当にそれで後悔しないのか?
そんな考えが脳裏から離れなくなってからというもの、毎日自分が死へと向かっている事を意識している。
そう。死ぬんだ自分は。
このままでは死ぬ。何もなく。
【無】
そう無である。
過去に頑張った自分の上に胡坐をかいて生き、過去の遺産にすがりつき、大人になってからの自分は、チャレンジや新しい世界を見ようという気位を忘れて、日々無の状態で呼吸だけして死に向かう人生を歩み続ける。
「学び、行動し、表現せよ」
「このルーティンを繰り返して高め続けよ」
人間どうせ死ぬのです。
何かして死にましょう。
そしたら死ぬのも怖くないです。
死を意識して前に進み続けるのです。
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