以前、大阪を旅行していた際、何の気なしに地下鉄で見た広告があります。
「今日が人生で一番若いんやでー」
衝撃を受けました。
こんな短いのにパワフルなフレーズはあったでしょうか（笑）
ワタベも２０代前半のイギリスの留学時代に、二日酔いで一日何にも出来ないみたいな日は沢山ありました。
まぁ最近もありますが（笑）
しかしですよ。
今日が人生で一番若いとは、どういう意味なのでしょうか？
ワタベはこう考えます。
今日が一番若いんだから、
やるなら【今】からやりなよ。
時間を最優先事項にしなよ。
という意味だと思っています。
では、なぜ時間を最優先事項にしなければならないのか？
この理由について綴っていきます。
時間を最優先事項にする理由
最優先事項にする理由には全部で４つあります。
物事にはタイミングがある
人生において、
この時期、この年齢、この【今】というタイミングでしか出来ない、という事が必ずあります。
もちろん後からやっても遅くはない。
という事はあります。
しかし、物事にはタイミングがあるんです。
例えばです。
明日、アナタは大事なプレゼンがあるとします。
しかし当日、大寝坊で大遅刻。
その日は戻りません。
アナタは高校三年生。
大事な全国大会が出場がかかった試合。
残念ながら負けてしまった。
インターハイには一生出ることは出来ません。
この様に、取り返しのつかない機会・タイミングというのは必ずあります。
「チャンスを掴んだら逃さない」
という事が大事なのです。
これからの全ての可能性に間に合う
今日が人生で一番若いから、
今から行動すれば、
「残された可能性全てにチャレンジ出来ます」
そうです。
全てにチャレンジ出来ます。
例えばです。
今、アナタが５歳だったら。
今から第二のロジャーフェデラー（テニス選手）を目指せるし、
今から第二のイーロンマスク（テスラのCEO）も目指せるはずです。
目指すにあたり、そこで大事なことは【試行回数】です。
要は「成功するまでどれだけ失敗出来る猶予があるか」が重要になるのです。
最速で失敗を繰り返して、改善をし続ける。
その試行回数は、時間があればあるほど有利です。
そうです。
「迷っている場合ではないのです」
徐々に選択肢は達成困難になっていく
私達は今やれば今後の可能性全てに間に合うと、上記の項目で伝えました。
しかしです。
今やるをしない。 今やれない。 今やらない。
これを続けると、人間は気が付くと年を重ねます。
年を重ねると、新たな選択肢は徐々に達成困難になります。
例えばです。
２０歳からテニスを始めてもプロ選手になるのは難しいです。
２０歳から勉強をしてもNASAに入社するのは困難です。
３０歳からゴルフを始めてもプロ選手になるのは難しいです。
もちろん、達成できる可能性は０じゃないです。
ただプロスポーツなどは、「ある一定の若い期間」 しか戦えない性質上、
幼少の頃からトレーニングを開始する事が必須です。
よって、アナタが今１０歳だったら十分可能性はありますが、
その道のプロになる、という目標の為には２０歳からでは遅すぎます。
達成難易度は、年齢を重ねるほどハードになります。
しかしですよ。
選択肢が減ろうが、難易度が多少上がろうが。
チャレンジする方が美しいです。
カーネルサンダースはケンタッキーを６５歳で創業し、
モネは４０歳から絵を描き始め、
新庄は４９歳でプロ野球選手として復活をもくろみました。
確かに、年を重ねれば選択肢は徐々に減ります。
でも。
勝負はいつだって下駄を履くまで分かりませんよ。
人間は常に変化し続ける
人間は変化します。
自分は変わらないつもりでも、コントロール出来ずに勝手に変わっているものがあります。
代表例が【年齢】です。
自分は何一つ衰えを感じておらず、大きな変化も感じていなかったとしても、数字は勝手に増えます。
ワタベも今年で３５歳になりました。 （２０２１年１０月時点）
ええ。
ワタベも信じられませんよ（笑）
そうなると例えばです。
ワタベは「婚活パーティー：男性２７歳から３２歳まで」みたいなイベントには参加できません。
ワタベが婚活の仕事を開始した２８歳の頃には考えられませんでしたよ。
悲しいですね。
けれど、これが変化なのです。
ちなみにワタベの父親も「iDecoいいみたいだぞ！！」とか喋ってましたが、結局やらずに６０歳を超えて出来なくなりました。
そうです。
「今やらないを続けると、今から始めれば出来る事も出来なくなるのです」
その一方で、意識的にコントロール出来る変化もあります。
それは例えば、【若さ】【仕事】【環境】です。
【若さ】は、食事、睡眠、運動習慣に気を付け、タバコを避け、お酒を控えれば維持できます。
【仕事】は、自分の努力次第で何だって出来ます。
【環境】は、自分が望めば、どこにだって行ける。どこに住んだって生きていけます。
要は自分の努力次第でいくらでも変われます。
自分の力ではコントロール出来ないものには逆らえません。
だから逆らいません。
しかし、早く行動すればコントロール出来る事柄は沢山あります。
自分の人生は自分で決めるのです。
まとめ
時間経過は誰にも止められません。
今この瞬間も進み続け、明日が来て私達は一日歳を取ります。
それは、世に生まれた全ての生き物に対して平等に与えられた権利なのです。
では、どう生きるのか？
肝に銘じるしかありません。
今日が人生で一番若い日なんだ、と。
だからこそ、アナタが何か目標があるのであれば、
今日、今この瞬間から少しづつでいいから始めるべきなのです。
しかしです。
人間とはやらない理由を探す事に関して全員トッププロなので、これを抜け出すにはコツが要ります。
それは次回の「どのようにして今すぐ行動出来るのか？」で綴りたいと思います。
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