【熱血フォアハンド塾】ボールは最後まで見よう

熱血フォアハンド塾

我々は未来を恐れている。


特に不都合な、自分にとって望ましく無い未来が来る事を恐れているのである。



しかし、その恐れが何を生むのであろうか?


そして、何を失っているのであろうか?



現実、今起きている事象と直面する事から逃れているのである。



逃れてはならない。



そう。



目の前の現実を直視するのだ。




一体、何の話をしているのであろうか笑

そう。これはフォアハンドストロークの話である。


この記事は、何故フォアハンドはボールを最後まで見なければならないのか?という事に対して綴ります。

ボールを最後まで見るとは

「ボールを最後まで見る」という行為の根幹には、目の前の事に集中するという意味がある。



テニスにおいて、ボールとコンタクトする瞬間は時間にして1000分の3秒。



と、デビスカップの竹内監督が仰ってます。



そう。たったこれだけしかないんです。




その瞬間に集中しなければボールに当たらないんです。

ボールを見ないと起こる問題

最後までボールを見ないとあらゆる不具合が発生します。


一体どのような問題が発生するのでしょうか?

ミスヒットが増える

テニスはラケットの真ん中に当てる事が必須です。(トッププロはラケットの下側半分を使います)


ですがボールを見ないと、ミスヒットが増えます。



いわゆる【シャンク】が起きやすいです。


ボールを最後まで見てラケットの真ん中にボールを当てましょう。

打点がズレる

はい。ズレます。


ズレる事が原因で、打点を一定に保つことが難しいです。



はい。当たり前ですよね。見てませんから。


しっかりと見ることによって、「このポイント」という打点でヒットする事が出来ます。

打ち急ぎやすい

ボールを感覚で打ちに行く為、ボールが来ていないのに打ちにいってしまいやすいです。



その結果、体勢を崩して良いボールが打てませんし、なによりミスヒットしやすくなります。

スイングスピードが落ちる

1つ前の項目でも触れましたが、打ち急ぎがフォームを崩す原因とはなります。



ボールを最後まで見ていないと、体の開きが早くなった上に「開きすぎを招きます」



その結果、スイングスピードが落ちます。

ですが、なぜスイングスピードが落ちるのか?



理由は、スイングは動きを止めることによって早く触れるのです。

そう。振り子の法則です。



想像してください。

障害物によって振り子のヒモの途中部分を止めると、短くなったヒモの先端のスピードは速くなります。


この理論と全く一緒です。


よって、ダラダラと体を開いて大きく動かすよりも、途中で体の動きを止めることによってスイングスピードを上げる事が重要になります。

まとめ

以上のように、ボールを見ないとこれだけのデメリットが発生します。


逆に、ボールを最後まで見れば大きな恩恵を受けられる事も綴りました。




もちろん、選手によってはボールを打つ際に一切見ないという人達もいます。



しかし、基本はまずボールを見る。



これに尽きます。



下手にフォームを気にする前に、ボールを最後まで見る。

打った後も打点を見続けるぐらいの気持ちを持つ。

剣道の残心と同じです。



それぐらいボールを最後まで見てみてください。

必ず、新しい感覚が手の中に残っているはずですよ。

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